2010年9月29日水曜日

健康相談 No1

最近寄せられる健康相談のトップ1は、
『便秘』です。

恐ろしいことに、10日もでなくても『便秘』だと自覚出来ない人も沢山います。
何故って、物心ついた時からずっとその状態だから。
とっても問題だと思います。

『便秘』が身体にとってよくないことは、容易に想像つきますよね。
だって、腸の中に便を長いこと貯めておくと、36度ほどある体温のお陰で発酵してしまうから。
腐敗した便は多くの有害物質の毒素を大量に放出し、悪玉菌が腸内にはびこって
善玉菌を減らし腸内環境を悪くします。
臭い成分である、インドールやスカトールが腸から血液に入ってしまうために、
口臭や体臭が臭くなることも知られています。

この『便秘』には、腸内環境を整えることをお勧めしています。
ありとあらゆる薬が出ているため、
安易に薬に頼ってしまう方が多いのですが、
薬には必ず副作用があります。
薬に頼って排便していると、腸が益々怠けてしまい
動きを止めてしまうんです。

腸の動きが益々悪くなったり止まったりしてしまうと、
薬の量を増やすか、強い薬を使うことになってしまいます。

それでなくとも、加齢とともに腸の動きは鈍くなって行くのですから、
若い頃から薬で排便している人は、どうするのでしょう?

第7の栄養素と言われる「食物繊維」に活躍してもらいましょう!
食物繊維には、水溶性と不溶性の二種類があります。
食物繊維と言うと、どうしても芋やごぼうなどの不溶性食物繊維に
注目が行きますが、実は水溶性食物繊維の方が大切で働きが沢山あるんです。
糖の吸収速度を遅くするので、血糖値を抑えたり、悪玉コレステロールを減少させたり、
秋の健康診断でひっかかりそうな問題を処理してくれるのが水溶性の食物繊維です。

善玉菌を増やすためにはビフィズス菌も欠かせませんよね。
これには、オリゴ糖のえさが必要なことも忘れないで下さい。

腸内環境を整えると、実はアレルギー症状が緩和されます。
花粉症も症状を抑えられますので、今から整えるってどう?







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