2020年10月12日月曜日

お子ちゃまの発熱に

 








もうすっかり秋も深まり
日によっては寒いくらいだったりしますね。

 

急にあんなに酷暑だった日々から寒くなったりしているので
身体がついてこれなくて体調崩す人も多いようです。

酷暑で冷たいものを飲み過ぎていて内臓を冷やしている人も多いかも。
『内蔵の冷え』
について書いたものがあるので
そちらも参考にしてみてくださいね。

 

今日はお熱のお子ちゃま編ということでお話しします。

子どもが熱を出すと慌てますよね〜。
急に38℃を超えた発熱の時にはすぐに病院に行きましょう。
大概はグズリ始めて、食欲がなくなってくるという前段階があるので
そんな時には家で出来ることをやってみるのも良いかも
というお話です。 

 

まず始めに、平熱を知っておくことをオススメします。

今日本人の平熱ってだいぶん低くなってるようです。
体温が一度下がると

 *免疫力が下がって風邪やアレルギーの症状が出やすくなる

 *消化酵素の働きが落ちて栄養を十分に利用できなくなる

 *基礎代謝が低下して太りやすくなる

と言われています。

平熱が35℃台だという人も珍しくなくなっています。
平熱が35℃台のお子さんが38℃発熱するのと
平熱が36℃台のお子さんが38℃発熱するのとでは
だいぶん違いがありますよね。

自分もお子さんも、平熱を把握しておくことは大事なことです。

 

さて、本題の発熱が出た時にお家で出来ることに話を戻しましょう。

熱が38℃以上あってグッタリしてしまった時は速攻病院に連れて行きますが
水分が取れそうな時、おしっこがちゃんと出る時は慌てる必要がないという話です。
我が家の息子もなってしまった熱性痙攣ということもありますので
熱があるのに家で手当てをしようということではありませんので、誤解のないように。

 

病原菌が体内に侵入した時に、体温を上げることで病原菌の活動性を弱め
免疫細胞の活動性を高めるために発熱する仕組みになっています。
(この調節機能が対処出来ないことになってしまうと熱中症になり
 低過ぎてしまったら低体温症に陥ります。)
ですから、病原菌を早く排除できる環境作りをするシステムを助けることを
手当てとしてやってあげると良いということです。

 

 

昔からの定番は梅醤番茶。
すり潰した梅干しとお醤油を入れて生姜汁を足した番茶のこと。
これは3歳くらいからなら有効。
小さいお子ちゃまには梅干はすっぱいかもしれないので
お米をふやかして潰したものと混ぜて
お湯でとくと良いかもです。
面倒な方は市販のものも重宝しますよね。




もうちょっと小さいお子ちゃまには
麹で出来た甘酒にちょっとだけ生姜をすって入れて
人肌の暖かさにして飲ませるのも良いですよ。
生姜は無理に入れなくてもOK。
麹の甘酒には免疫力を上げる効果があります。
必須アミノ酸・オリゴ糖・ビタミンB群が豊富で
善玉菌のエサになるから。
栄養分は吸収されやすいように分解されてて
消化が良いために
弱っている身体でも負担なく栄養補給できます。


極め付けは「マヌカハニー」。
大分昔にも記事にしてあります。我が家の常備品の一つ。

大事なことを一つ。

ハチミツは一歳未満のお子ちゃまには厳禁です。

栄養価の高いハチミツですが、一歳未満の赤ちゃんが食べると
乳児ボツリヌス症になってなくなることもあるからです。
お気をつけください。

さてこの「マヌカハニー」ですが
抗菌・殺菌活性力を持つ大変優れたハチミツです。
発熱時には、少しのお湯にマヌカハニーを溶かし
そこにレモン汁を垂らしたものを飲ませるのもとても効果的です。
温めた牛乳にマヌカハニーも飲みやすいですし
ペパーミントやカモミールなどのハーブティに
マヌカハニーを入れたものも良いですね ♪

風邪の引きかけにはとても効果が高いですが
最近の研究では、マヌカハニーが「緑膿菌」にも効果を発揮すると言う
論文発表もあり、抗菌薬の効かない重篤な感染の原因で知られる「緑膿菌」
にも効果があるとなると、これから益々注目の的になる気がします。

 


ママのお手当てが一番子どもには効果がある気がするのは
私だけでしょうか?
家で出来るお手当て、たまにはアップしていきますね。


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