2015年1月2日金曜日

初詣の人出を海外から観ると

明けましておめでとうございます!
2015年も何卒よろしくお願い申し上げますm(_ _)m




2015年元旦の東京は、9年ぶりの雪だとか。
日本海側を中心に大雪になっているみたいだけど
ニュースを見る限り、元日の初詣はあまり影響がないくらい
人出が出ているように感じます。




日本を代表する神社とも言われる
初詣参拝者数ダントツ全国一位となる明治神宮。
毎年の三が日で300万人を越える。
昨年の2014年は316万人と発表されており
今年の予想も同等数と発表されている。

第二位の成田山新勝寺でも昨年は305万人。
第三位は川崎大師平間寺。302万人。
第四位は浅草寺。283万人。



日本にいれば我が家もきっと初詣に出掛けている。
年の初めに神様にご挨拶をしにいくことは
当たり前のように感じている。



でも、これが日本人のスゴイところでもあるって
誰か気が付いている人がいるだろうか?



参拝する人たちに「あなたの宗教は何ですか?」と
質問されて答えられる人は、あまりいないかも。
神社に参拝するからって、皆さんは自分が神道だと
名乗っている人って少ない気がする。
神道を信仰しているって言う認識すら持つ人も少ないかも。
それでも日本人はお参りに行くのだ。



世界には色々な宗教が在るけれど
こんなに多くの人数が繰り出す場所は
他には無いと思う。



イスラム教のメッカをご存知だと思うが
イスラム教最大の聖地であるメッカ巡礼の人数は190万人。
(2013年の統計より)しかも減少してきているらしい。



キリスト教は、毎週日曜の礼拝に出席する信者が年々減っているそうだ。
英国の教会はヨーロッパの中でもフランスと同じくらい
礼拝参列者が少なくて、統計を見ると、全国民の10%を切っているらしい。




日本は統計上無宗教を自覚する人の割合が多い国なんだけど
これが正に外国人には理解し難い現象なんだと思う。
「何で無宗教なのに、神社にお参りに行くのか?」ってこと。
しかもコノ人数!



日本人は、どこかで自然宗教とも言われる
「ご先祖様を大切にする気持ちや、村の鎮守に対する敬虔な心」
先祖崇拝を信じているんだろうな〜。



山や川などの自然や自然現象を敬い、それらに八百万の神を見いだす。
これが神道だとすれば、日本人はみんな神道なのかもしれないな〜。



かしこまって宗教だと名乗らなくても、多くの国民がソレを信じている。
なんだか、とっても日本っぽくって、素敵なことだな〜って
改めて感じました。



唯一の神を信じている人たちからは、決して理解出来ない
この八百万の神。
これこそが、外国から日本があまり理解されない理由なのかも。
でも、コレが日本人の強み。
2015年は、ご先祖様を大切にし、自然と自然現象を敬い
それらに八百万の神を見いだし奉ると言うことを
見直して、新たに大切にする年だと思います。



『自然との調和』これがキーワードですね♡




2015年も、素敵な年になりますように♪

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