2014年7月2日水曜日

ロンドンの旅③


いろんな色のフクシアが咲いています。
バレリーナと呼ばれるように、踊っているように見えます。


さて、ひとり優雅に大英博物館にでも行ってから帰宅しようかな〜
なんて思っていましたが、心友から日本食を買える『ジャパンセンター』を
教えてもらった私は、あっさりと大英博物館巡りをやめて
『ジャパンセンター』に向かいました。

ランチをした Leicester Square の隣の駅、 Piccadilly Circus にあるので
お天気もよいしブラブラ歩いて行く事にしました。

笑っちゃうのは、歩いている私に道を聞く外国人がいること。
よっぽど地元な感じで歩いていたのかしら・・・。爆!



すると見えてきました!
入り口にはテラス席が出ていて「たこやき」なんて書いてあります。
店内に入るとエスカレータを上がると、お弁当コーナーが。

かつ丼やおにぎり、寿司のパックが売っていて、すぐにでも
飛びつきたくなりました。笑
日本のお菓子やインスタント食品、寿司のたねも売っていましたが
さすがに、生ものはな〜って思い、とにかく目的のお米のコーナーへ。
結構種類があるのですが、5kgが主流で、持って帰ることを考えたら
2kgくらいが限度かな〜。無念ですが、小さいサイズを購入。
でも、その他のものも買いそろえる事が出来て、私としては大満足。

Piccadilly Circus は劇場だけじゃなく沢山のお店が。人の数もハンパない。
目的のモノがゲット出来たので、そそくさと地下鉄に乗ろうとしたら



こんなのが目に入ってきました! お店に入らない訳に行かない!
ユニオンジャック柄の入った、ありとあらゆるモノが手に入る、
駅に繫がっているお土産屋さんって言うのがピッタリな
COOL BRITANNIA』。立ち寄ってみると、楽しいよ!


と言うことで、重たい荷物を両手に抱えて帰路へ。
Piccadilly line で Kings Cross まで乗って、
Cambridge line の電車に乗り換えるために地上に出ます。

さあ、我家にお越しの際に必要な情報ですから、
もし来ようと考えている方は、しっかりここから読んでおいてね。笑

地下鉄から地上に上がると見えるのが、ドーム型の駅構内。



正面あたりに切符売り場があります。
機械もあるけど、間違って買いたくないなら切符売り場にいって
行き先を告げて、一番早い電車は何時に出るかを確認すると良いと思います。


行き先は、電子掲示板に出ます。




行き先と出発時間とプラットホームの案内の下に
停車駅が表示されます。
行き先と停車駅をチェックすれば、どの電車に乗るのかが分かり
出発時間が分かるのですが、問題はプラットホーム。
出発の10分前でも出てきません。
この日は5分前にようやく表示され、走ってプラットホームへ。

しかも、プラットホーム8番までと、9番から11番までは
全く反対方向にあるので、前に乗った8番ホームの辺りだろうと
予測していたのが完全に外れて、本気でダッシュしました!





この日のプラットホームは11A。
11Bは見つかりましたが、11Aなんてないじゃ〜ん!
急いで改札まで引き返して、黄色いジャケットを着ている駅員に
11Aはどこか聞くと、11Bの前方とのこと。
何十年ぶりかで本気で走りました!
だって、一本前の電車が出発する時間に駅に到着してしまったために
50分以上待つ羽目に。
しかも、ずーっと電子掲示板のプラットホームが提示されるのを
見つめていたために、これを逃すとまた待たなければならないから。

プラットホームをチェックしてからゆっくりと珈琲でも飲もうと
思っていたのに、全くの想定外でした。

でも、日頃の行いが善いからか、ギリギリセーフで滑り込み
進行方向の席までゲットして(①でその理由はお伝えしてます。笑)
ゆったりと座って帰路につきました。

あとで調べて分かったのは、地方への線を結んでいる駅のため
信号室が複数有り、列車の制御を別々の場所が扱っているらしく
そのために、ギリギリまでどのプラットホームが空くのかが
分からないようだ。統一しないで、事故は起こらないのかな〜?
それを考えると、日本の電車ってすごいよね。

義理の妹家族が来日した時に、新幹線が5分間隔位で出発して
全くの遅れがないことに心底驚いていたけど、東京駅よりも
ずーっと小さい駅でさえも、遅延は当たり前の国だから
驚いても仕方ないか〜。
お陰で、彼女たちは停まっている新幹線が自分たちの乗る新幹線だと
勝手に思い込んで、さっさと乗車して出発してしまうという
私にとっては、信じられないアクシデントに見回れるのである。
乗るのは、停車している新幹線の次の新幹線だったのに、
先を歩いて案内している私が振り返ったら、誰も後ろにいなかったのだ!

なんていうことを、電車に乗りながら思い出していた。爆!



ついでにお伝えすると、彼女たちは間違って上越新幹線に乗り、
高崎で降ろされて、私の待つ大宮まで帰ってきました。
そこから、本来乗るはずの長野新幹線に乗り換えたのですが、
胃が痛くなって青くなっている私とは正反対に
万遍の笑みでニコニコして「最高にエキサイティングな旅だった」と
大喜び。しかも、2回も超特急の新幹線に乗れるなんて、ラッキーだと
大変な興奮ぶりでした。

間違えて乗った新幹線では、車掌さんが席に座らせてくれて、
駅で降りる際は呼びに来てくれて降りるのを見送ってくれ、
降りた先では違う駅員さんが乗るべき新幹線を一緒に待って
席まで案内してくれたそうです。
しかも、無料で戻してくれるサービスなんて、
世界のどこにもないだろうと、痛く感心していました。
不正乗車の罰金とかが高いらしいイギリスでは、全く信じられない
サービスなんだろうな〜。まぁ、サービスな訳ではなく、全く日本語が
話せない人たちに、これ以上間違われては困るっていう発想からの
防御策だとは思うんだけど・・・。
以来、彼女たちは日本と日本人が大好きです。爆!


ということで、
帰りの電子掲示板のプラットホーム表示には泣かされましたが
ロンドンの一人旅は大満足に終わり、
おまけに帰宅したらカリフォルニア米と納豆という贅沢な夕食で、
大満足にはな丸な一日でした。

おわり









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