2011年5月5日木曜日

火傷にラベンダー



ラベンダーのエッセンシャルオイルは持っている!と言う方が多いほど、
アロマと言えば「ラベンダー」みたいに良く知られていますよね。
紫色の可憐な花が最もポピュラーで、ポプリやハーブティーにも利用されています。
シソ科のハーブで、園芸用を含めると100種にもなるラベンダーですが、
アロマセラピーでは真正ラベンダー、学名Lavandula angustifolia(以前はL. officinalis)
を利用されることをお勧めします。イングリッシュラベンダーとも言われます。

Lavandulaは「洗う」と言う意味のラテン語に由来し
古くはローマ時代から香りと治療効果目的で
入浴に、また洗濯にも用いられていたと言われています。

1920年代、フランスの化学者、ルネ・モーリス・ガットフォセが
研究室の事故で火傷を負い、ラベンダーのエッセンシャルオイルを付けた所
その効果を実感し、現代アロマセラピーが始まったと言われ、
アロマセラピーを作り出した精油とも言えます。
『アロマセラピー』と言う言葉自体、このガットフォセが作った造語で、
エッセンシャルオイルの薬理効果が深く研究されるようになりました。
同じくフランス人の軍医、ジャン・バルネ博士が
ラベンダーの優れた殺菌消毒、鎮痛作用に着目して、
戦場の兵士の傷の治療や痛み止めとして活用しました。

と、うんちくが尽きないラベンダーです。
元々火傷に付けた所からアロマセラピーが生まれたというだけあって、
火傷にはラベンダーの力が最大限に発揮されます。

ヒリヒリする痛みから解放してくれて
水膨れなく早い皮膚細胞の再生が行われるため
後に傷として残ったりもしません。

私のようなおっちょこちょいは、天ぷらの具より先に自分の親指が
何故か天ぷら油の中に入ってしまったりするんですが・・・
そんなとんでもない火傷にも、バッチリ!!!
台所には、ラベンダーです。

そして、昨晩仕事場から帰宅した旦那が、
熱湯を足にかけた!と大騒ぎで、
見てみると赤くただれ気味に。
即ラベンダーを付けてあげた所、
今朝は痛みも無く、赤みもほとんど無く、
ラベンダー効果がバッチリでした。

やっぱりラベンダーは凄いね!と言うと、
イヤ、熱湯をかけた後の冷水が効いただけだ。だって!
ホントーに可愛くない。

2 件のコメント:

  1. ラベンダーは本当にウチでは必要な精油です。
    もちろん私のドジさから必要な事が沢山ありますが(笑)
    昨晩は珍しく主人が体調が悪くてご飯を食べずに眠ってしまいました。
    寝る前にラベンダーをティシュに垂らして枕元に置きたいと言っていたので主人もアロマにハマっている様子。
    ウチでは去年より今年とどんどんアロマが家庭の中で活用されています。
    美穂先生に色々と教えていただいているお陰だと思ってます。
    今後も色々とご伝授下さい❤

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  2. >kazuさん
    ご主人様、体調の回復をお祈りしています。
    ご飯を食べないで寝るなんて、よっぽど具合悪いんだよね?!
    芳香浴だけでなく、アロマのスペシャルボディミルクでのマッサージも有効です。
    特に、食欲系統で問題がある場合は、胃腸のトラブルも含む場合が多いので、ペパーミントでのマッサージは良いですよ!
    kazuさんは、いつも、学んだ事を即家庭で実行して下さるので、超優良生徒さんですね!先生にしては珍しいタイプです(笑)
    今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m

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