言葉の力

世の中素晴らしい本は沢山あると思うが、持ち歩きたいほどの本に出逢うと、とっても幸せになるものだ。

最近手にした本は、気になっていた本の中の一冊だった。

新年早々に入った本屋の目の前に積まれていた。あたかも、私を待っていたかのように。

そこには『言葉の力』についてが書かれてあり、沢山の人生のお役立ち情報が詰まっていた。

有り難い一冊だ。

その中に、

「できること」が増えるより、「楽しめる事」が増えるのが良い人生。

と書かれていた。

最近ひしひしと感じている事が一番始めに書かれていて、ビックリした。

人間、不得意の克服を試みる事も大事かもしれないが、最近、得意を活かした方がずっと良い気がしている。

息子の受験を見ていても感じる。

数学は、いかんせん不得意の域を出ないらしい。

本人曰く、「数学は楽しい！と言う事を知ったから、もう良いかと思う」域に達したとのこと。

今月の終わりに試験を受ける段に来て、ようやく色々悟ったらしい。

不得意をあえてフォーカスする事なく、得意を活かして人生を選択して行くことに決めたそうだ。

親としては、もう応援することくらいしかない。

本の文章をおかりすると、『「いい言葉」は「いい人生」をつくる』らしい。

今年は、「言葉の力」をかりて頑張ってみようかな。

その前に、息子に読ませるか。