「外人」はイギリス人の旦那ではなく、私です。父の仕事の関係で、小学校4年から中学1年までインドネシアのジャカルタで生活したことがあります。
少しばかり外を見たせいか、はたまた感受性の最も豊かと言われる時期だったからか、
日本の素敵な所も見直しが必要な所も沢山気がつく事が出来た3年間でした。
でも、海外から日本を見たことが影響しているのか、
それとも海外で口にしていた食べ物が関係しているのか(←これって、案外当たってると思う。食べ物が変わると顔が変わるから)日本に帰国しても何だか外人な気分で今まで過ごしてきている私。
日本も国際化が進み、私の周りにも外国人のママが増えていて、
そんな本物外人ママ達(?)からも「美穂はガイジン!」と言われる事が多いんです。
笑っちゃうことに、学校で私を見かけた外人ママが、同じ境遇のママを見つけた!(=あのひともガイジンだ!)とばかりに話しかけてきて
お友達になるケースが多いのですが、本気で私を外人だと思い込んでいる所。
ひどいと、「○○さんは、思い切り日本人。(その方はオーストラリア人)
でも美穂はガイジンだね〜!」としみじみ言われちゃう。
まぁ、日本人と言われたい訳でもないし、ガイジンと言われて嫌な訳でもないんだけどね。
一番辛かったのは、やっぱり帰国してから日本の学校に通っていた頃かな。
みんなと価値観が違ったり、意見が違ったりばかりで、疎外感ばかり感じていた。
一人でガイジンしていた独身の時も、結構キツかったな〜。
意見をはっきり言う様な女は、モテるはずもないしね〜。
ガイジン旦那を持った今の方がずっと生きやすいかも。
「やっぱり美穂さんは、ガイジンと結婚するだけあって、変な日本人(或は、もともとガイジン)なのよね〜」と、普通の人と違う意見なんか言うと、すぐ諦めてくれるから。
そうそう、今回、息子の受験にあたり、
母親となっても、やっぱり私はとってもガイジンなようだ。
塾選びの手伝いはしたが、入塾の手続き等は息子本人でやった。
当然の事だと思っていたが、あり得ないくらい驚かれた。
塾に見学をしたいと電話する事すら、今時は母親がやるそうだ。
そっちの方が、私はビックリ!
学校選びも、助言はしても当然本人が決めている。
そうそう、都立一本で、滑り止めとして私立を受けない事も、
相当びっくりされる事が多い。
(一番ビビっているのは実は担任の先生かも・・・。ごめんなさいね、先生!)
ご丁寧に「行かないとしても、私立を受験させてあげた方が良いんじゃな〜い?!!!」
なんて、何度も助言して下さる方もいる。
とにかく、周りが何を言ってもあまり問題にしない所とか、自分の意見をはっきり言うこと
あたりが、一番日本人ぽくないってことはハッキリした。
他人が何かを言ったからって、自分の意見を変える様な事は到底出来ないし、
意見があるのに言わないでいる事も到底出来ない私は、
やっぱりガイジン(或は、変な日本人)でいるのが一番合っているのかも。
と思う最近なのだ。