2010年2月22日月曜日

深紅のバラ


結婚してもう少しで20年くらいになるかな。付き合い始めてからはもう22年目になる。
22歳の誕生日から、ジョーちゃんは(私のパートナー)誕生日と結婚記念日(バレンタインデー)には深紅のバラを欠かさず送ってくれている。感謝!

さてこのバラとアロマセラピーは、切っても切れない関係があります。
歴史は紀元前にもさかのぼり、香料や薬用植物として盛んに栽培されていたと言われています。

古代では、動物の油脂に浸す事でバラの香油を作る製法が盛んに行われていました。
アロマセラピーで言う『マセレーション(温浸法)』による「浸出油」です。
ポマード状の香油ですね。クレオパトラや皇帝ネロはローズ好きで知られていますが、きっと体に塗っていたのでしょう。
ローズのエッセンシャルオイルが作られたのは、10世紀でアヴィセンナによって蒸留法が確立されて完成したと言われています。

(エッセンシャルオイルの製法は、映画『PERFUME』をご覧頂けると、色々と学べます。)

水を加熱し、その蒸気でバラの水分と油分をそれぞれ抽出する方法です。水分はローズウォーターで、油分が「ローズオットー」です。
マセレーションにより抽出したローズのオイルは、「ローズアブソリュート」と呼びます。
近年ではベンゼンやエーテルを使う溶剤抽出法によって作られています。

ローズオイルは、心を軽やかにし、ストレスからの解放に導いてくれます。鬱にも効果があると言われています。幸福感をもたらします。
身体的な効用としては、ホルモンバランスを整えるので、月経トラブルにはピカイチです。
また、肌にもとてもよく、敏感肌や乾燥肌、老化肌にも有効で、しわ、湿疹、ヘルペスにも良いとされています。オールマイティーな精油ですね。

大好きです。



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